【ゴルフ】全米女子オープン歴代優勝者一覧:最多優勝は4回、日本勢では笹生優花が名を連ねる

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2022年優勝のミンジー・リー

女子ゴルフの世界五大メジャー大会のひとつ、『全米女子オープン』(U.S. WOMEN'S OPEN)の第78回が2023年7月、米国カリフォルニア州のペプルビーチ・ゴルフリンクスて行われる。

ここでは、第1回大会(1946年)のパティ・バーグ(アメリカ)から2023年に初優勝を飾ったアリセン・コープス(アメリカ)までの歴代優勝者を一覧にまとめる。

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歴代最多優勝は4回で1950〜60年代に2人が成し遂げる

過去77回の全米女子オープンで最多優勝回数を誇るのは、ベッツィ・ロールズ(アメリカ/1951、1953、1957、1960年)、ミッキー・ライト(アメリカ/1958、1959、1961、1964年)の4回。ロールズは1951年からの10年間、ライトは1958年からの7年間に集中的に勝利を重ねた。

続く3回はベイブ・ザハリアス(アメリカ/1948、1950、1954年)、スージー・バーニング(アメリカ/1968、1972、1973年)、ホリス・ステイシー(アメリカ/1977、1978、1984年)、そしてアニカ・ソレンタム(スウェーデン/1995、1996、2006年)の4人が名を連ねている。

アジア勢では、韓国勢が優勢。1998年にパク・セリが優勝を果たして以来、延べ11回の優勝を誇っている。日本勢は2021年に笹生優花が畑岡奈紗とのプレーオフにもつれる戦いを制して初めて優勝を飾った。

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全米女子オープンゴルフ歴代優勝者一覧

Eはイーブン、(a)はアマチュア

選手 国・地域 スコア
1946年 パティ・バーグ  アメリカ 5&4 ※
1947年 ベティ・ジェイムソン  アメリカ −9 / 295
1948年 ベイブ・ザハリアス  アメリカ E / 300
1949年 ルイーズ・サッグス  アメリカ −9 / 291
1950年 ベイブ・ザハリアス  アメリカ −9 / 291
1951年 ベッツィ・ロールズ  アメリカ +5 / 293
1952年 ルイーズ・サッグス  アメリカ +8 / 284
1953年 ベッツィ・ロールズ  アメリカ +6 / 302
1954年 ベイブ・ザハリアス  アメリカ +3 / 291
1955年 フェイ・クロッカー  ウルグアイ +11 / 299
1956年 キャシー・コーネリアス  アメリカ +7 / 302
1957年 ベッツィ・ロールズ  アメリカ +7 / 299
1958年 ミッキー・ライト  アメリカ −2 / 290
1959年 ミッキー・ライト  アメリカ +7 / 287
1960年 ベッツィ・ロールズ  アメリカ +4 / 292
1961年 ミッキー・ライト  アメリカ +5 / 293
1962年 ムール・リンドストローム  アメリカ +13 / 301
1963年 メアリー・ミルズ  アメリカ −3 / 289
1964年 ミッキー・ライト  アメリカ −2 / 290
1965年 キャロル・マン  アメリカ +2 / 290
1966年 サンドラ・スプジッチ  アメリカ +9 / 297
1967年 キャサリン・ラコステ(a)  フランス +10 / 294
1968年 スージー・バーニング  アメリカ +5 / 289
1969年 ドナ・カポニ  アメリカ +2 / 294
1970年 ドナ・カポニ  アメリカ +3 / 287
1971年 ジョアン・カーナー  アメリカ E / 288
1972年 スージー・バーニング  アメリカ +11 / 299
1973年 スージー・バーニング  アメリカ +2 / 290
1974年 サンドラ・ヘイニー  アメリカ +7 / 295
1975年 サンドラ・パーマー  アメリカ +7 / 295
1976年 ジョアン・カーナー  アメリカ +8 / 292
1977年 ホリス・ステイシー  アメリカ +4 / 292
1978年 ホリス・ステイシー  アメリカ +5 / 289
1979年 ジェリリン・ブリッツ  アメリカ E / 284
1980年 エイミー・オルコット  アメリカ −4 / 280
1981年 パット・ブラッドリー  アメリカ −9 / 279
1982年 ジャネット・アレックス  アメリカ −5 / 283
1983年 ヤン・スティーブンソン  オーストラリア +6 / 290
1984年 ホリス・ステイシー  アメリカ +2 / 290
1985年 キャシー・ベイカー  アメリカ −8 / 280
1986年 ジェーン・ゲデス  アメリカ −1 / 287
1987年 ローラ・デービース  イングランド −3 / 285
1988年 リーゼロッテ・ノイマン  スウェーデン −7 / 277
1989年 ベッツィ・キング  アメリカ −6 / 278
1990年 ベッツィ・キング  アメリカ −4 / 284
1991年 そしてマロン  アメリカ −1 / 283
1992年 パティ・シーハン  アメリカ −4 / 280
1993年 ラウリ・メルテン  アメリカ −8 / 280
1994年 パティ・シーハン  アメリカ −7 / 277
1995年 アニカ・ソレンスタム  スウェーデン −2 / 278
1996年 アニカ・ソレンスタム  スウェーデン −8 / 272
1997年 アリソン・ニコラス  イングランド −10 / 274
1998年 パク・セリ  韓国 +6 / 290
1999年 ジュライ・インクスター  アメリカ −16 / 272
2000年 キャリー・ウェッブ  オーストラリア −6 / 282
2001年 キャリー・ウェッブ  オーストラリア −7 / 273
2002年 ジュライ・インクスター  アメリカ −4 / 276
2003年 ヒラリー・ランケ  アメリカ −1 / 283
2004年 メグ・マロン  アメリカ −10 / 274
2005年 バーディ・キム  韓国 +3 / 287
2006年 アニカ・ソレンスタム  スウェーデン E / 284
2007年 クリスティ・カー  アメリカ −5 / 279
2008年 パク・インビ  韓国 −9 / 283
2009年 ジ・ウンヒ  韓国 E / 284
2010年 ポーラ・クリーマー  アメリカ −3 / 281
2011年 ユ・ソヨン  韓国 −3 / 281
2012年 チェ・ナヨン  韓国 −7 / 281
2013年 パク・インビ  韓国 −8 / 280
2014年 ミシェル・ウィー  アメリカ −2 / 278
2015年 チョン・インジ  韓国 −8 / 272
2016年 ブリタニー ラング*  アメリカ −6 / 282
2017年 パク・ソンヒョン  韓国 −11 / 277
2018年 アリヤ・ジュタヌガーン  タイ −11 / 277
2019年 イ・ジョンウン  韓国 −6 / 278
2020年 キム・アリム  韓国 −3 / 281
2021年 笹生優花 日本 −4 / 280
2022年 ミンジー・リー  オーストラリア −13 / 271
2023年 アリセン・コープス アメリカ −9 / 275

※マッチプレー形式 

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以下、2023年大会前時点の情報。

全米女子オープンゴルフ2023放送予定

テレビは、CS放送のゴルフネットワーク、BS放送のBS松竹東急が生中継を予定している。地上波での放送は予定されていない。

また、インターネット配信サービスではDAZN(ダゾーン)、ゴルフネットワーク+(プラス)でのライブ配信が決定している。ゴルフネットワーク+はAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)経由でも試聴が可能となった。スポーツ配信に実績のあるABEMA(アベマ)やU-NEXT(ユーネクスト)、WOWOW(ワウワウ)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)等での配信予定はない。

放送・配信チャンネル

▶全米女子オープン2023はDAZNで生中継

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東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。
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